現役でバリバリご活躍中だった超売れっ子若手女優の「 清水富美加 」( しみずふみか )氏( 22 )。
そんな清水氏が突然、2017年2月の上旬に幸福の科学へ「 出家 」したが、その理由とは?
現役の大人気女優が出家した理由
出家先の宗教団体は、清水氏が生後間もないころから既( すで )に信者で会員でもあった「 幸福の科学 」である。
もともと清水氏は熱心な信者であり、子供のころから折々に大川隆法総裁の御法話拝聴会などの宗教行事には参加されていたという。
法名は「 千眼美子 」( せんげんよしこ )で、千手千眼観世音菩薩から来ていると言う。
一般に「千手観音」と呼ばれますが、正しくは「千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)」といいます。
「千手千眼」の名は、千本の手のそれぞれの掌に一眼を持つとされることに由来し、千本の手は、いかなる衆生も漏らさず見つけ、救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しています。
主な活動は、24時間の魂の救済業で信者に法を説いたり同教団が取り組んでいる様々な運動への従事。
宗教法人「 幸福の科学 」( 本部 東京都品川区 )は創始者の大川隆法総裁( 60 )が1986年10月6日に設立した宗教団体で信者数は世界100ヶ国以上に1200万人を擁( よう )する大所帯である。( 日本国内だけで1100万人以上 )
そんな折、今月の上旬に「 幸福の科学 」から清水氏の手書きに拠るメッセージ文が発表された。
「 約8年この( 芸能界の )お仕事をさせて頂きましたが、その中で、お仕事の内容に心が追いつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず毎日がギリギリの状態でした。
なので今、出家したいと思いました。
私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました。」
TVのワイドショーでも、この話題で持ちきりな様だが騒動の渦中にある女優の「 清水富美加 」氏が突然の出家をされた「 本当の理由は、なぜなのか 」という点に的を絞って話しを進めて参りたい。
2017年1月28日に幸福の科学側の弁護士2人を交えて所属事務所の「 レプロエンタテインメント 」のチーフマネージャーに出家の意向を伝え、2月6日が最後のTV出演となった。
以降のTV番組は全てキャンセルしている。
ツイッターに見る清水氏の本音
結論を下す前に、清水富美加氏本人の最新のTwitterの、つぶやきから。↓
出家だけではなくて
誰か
ギリギリだと言った部分に隠された事
誰か
気付いてくれてますように
また
一つの事実がもう消されそう— 千眼美子 (@sengen777) February 13, 2017
「 1つの事実 」が何なのか、ここで断定することは
出来ないが、このツイートだけでも彼女の今の心境を
伺い知ることが出来よう。
「 ギリギリだと言った部分に隠されたこと 」
これは言わずもがな生き馬の目を抜く芸能界での
壮絶な現状に対する清水氏ご自身の
悲鳴そのものであったに違いない。
その前のツイートでは在籍していた芸能事務所
「 レプロエンタテインメント 」への不信感も現れている。
( 以下Twitterから引用 )↓
「 力ある怖い大人の部分を見たら
夢有る若者はニコニコしながら
全てに頷くようになる。そんな中、すり減っていく心を
守ってくれようとしたのは事務所じゃ無かった 」
( 引用ココまで )↑
守ってくれようとしたのが「 幸福の科学 」だったと言うことなのだろうか?
清水氏のブログから読み取れる深層心理
では次に少し前の情報にはなるが、清水氏のオフィシャルブログの昨年3月5日付けの記事からの引用。
( 以下「 あのさ. 」から引用 )↓
ふみカスです。
最近生きてる気が、しませんでしたが
なんとかまた、行けそうです。憂鬱な日々でしたが、
憂鬱にしてるのは自分でした。億劫になって、だらついてました。
そして開き直ってました。
まじゴミクズでした。
気持ちの切り替えのために
ブログを更新しました。すいません、もうちょっと頑張りますね。
( 引用ココまで/yaplog! )↑
以上に示したツイートとブログを、ご覧頂くだけでも彼女の今の壮絶な心情が余すこと無く吐露されているように思えるがが、ことブログ記事に限って申し上げると、妙に自虐的と言うか自己を卑下する様な表現も目につく。
この投稿を拝見して1つ、気になったのは彼女自身の潜在的な自己評価の低さから来る自分を愛せない「 インナーチャイルド 」を抱え込んでいる可能性が有ることだ。
これの原因として考えられるのは幼少期の親子関係で「 自分に本当の愛情を掛けて貰えない 」親、もしくは
それに近しい人間の「 否定的な態度 」に対して「 間違いを犯す筈のない絶対的な対場の親 」に自分が愛されないのは「 自分自身に欠陥が有るからだ 」と潜在的に思い込んでしまうからである。
以上に綴ったのは清水氏自身の内面的な問題の提起で有ったわけだが、
しかし今回の場合はコレのみが直接的な原因だったわけではない。
超売れっ子の人気女優が、こぼした本音
7、8年前からも「 この世から消えたい 」と担当の
女性マネージャーに漏らしていた清水富美加氏。
「 消えたいと言うのはズルい 」
と取り合って貰えなかったという。
更に「 出家したい 」との意向を伝えても
「 意味が分からない 」と言われた。
自分の悩みを打ち明ける事もなく
自身の内に溜め込む様になっていったと言うが、
学生時代の友人の証言でも、あまり周囲には
相談を持ちかける事無く抱え込むタイプだったと言う。
今年に入ってからは「 仕事はいつ辞めても良いと思っているんだけどね 」などと周囲に漏らしていた清水氏。
清水富美加氏の訴えには今の芸能界への激しい不満が
彼女の中に強く渦巻いていたので有ろうか?
優しい人の優しさが止めどなさすぎて
なんなの、笠取山直下なのって感じ
嫌なこと全部忘れ…ないけど
なんていうかとっても希望。
難しいことを理解するのは難しい
でも分かろうとするの諦めたら終わっちゃう、その先によき色んなことがあるのに
だから頭悩ませながら頑張れ
これは苦みたいで何より楽— 千眼美子 (@sengen777) June 16, 2018
睡眠時間3時間で1ヶ月、休み無しで月給5万円
NHKの連続TVドラマ( 通称朝ドラ )の
「 まれ 」で大ブレイクする前の時代の話しである。
2011~2012年頃の「 仮面ライダー 」の仕事内容が
過酷で、平均睡眠時間が3時間で1ヶ月間、
休みも貰えずに働いても月給は5万円だった。
更に、この頃はボーナスも貰えなかったと言うが
若手芸能人の懐事情は、
「 大手のプロダクションでも月給5万円ぐらい 」
が大体の相場だという。
さらに所属事務所「 レブロ 」の代理人弁護士は
清水氏の多くの主張が事実と違う所が含まれていると
記者会見の場で発表した。
仕事量、内容に見合う報酬をお支払して来たと言い、
仮面ライダーの頃の報酬は未確認だとしながらも、
月給の他にも衣食住の面倒は会社負担で
賄( まかな )っていたとされる。
最近だと具体的な金額こそ明かされていないものの
清水氏本人が「 こんなに頂いても良いんですか!? 」
と驚くほどの報酬額を支払っていたという。
人気が出ると歩合制から月給制に変えられたと言うが
これに関しても芸能部門は、この様なシステムに
なっているのだと、同じ事務所の先輩タレントが
明言している。
…そう言えば私めが以前に読んだ雑誌のインタビュー記事で、やはりアイドルとしてデビュー当時から大人気だった「 吉川晃司 」氏( 51 )は、それでもデビュー曲の「 モニカ 」で6万、サードシングルの「 ラ・ヴィ・アン・ローズ 」で10万円だったと明かしていた。
吉川氏は、その次の年に発売された6作目のシングル「 RAIN-DANCEがきこえる 」でテレビ出演して歌って居た時の中華服の様な衣装は母親の着物を仕立て直して作ったものだという。
嫌だった水着撮影の仕事も押し付けられた
DVD販売の為の、水着撮影の仕事が嫌であったが
事務所から来る仕事は断れなかったのだと清水氏。
しかしこれに関しても所属事務所側の顧問弁護士は会見場で
「 週1もしくは月1で本人と女性マネージャーで面談して密にコミニュケーションを取り、
会社が一方的に仕事を押し付けた事実はない 」としている。
この様に、所属事務所側の会見内容と、幸福の科学側から発表されている清水富美加氏との
主張の内容が、あまりにもかけ離れているのは、どういう事なのだろうか。
お互いが、自分に取って不都合な事は敢えて言うはずも無いだろうから、主張が食い違うのは
当然といえば当然なのだが、清水氏本人の10代の女性特有のわがままな一面も否定できない
反面、日本の芸能事務所の持つ「 闇 」の部分も、これまた否定は出来ない。
清水氏は「 事務所に意見を言っただけで干される 」と言った事も報じられている。
これは文字通り「 所属事務所に逆らった芸能人に
仕事を回さずに干しあげる 」事を意味する。
どこの事務所が誰に?とは具体的に、
ここでは申し上げないがちょっとググれば簡単にヒットする。
顕著な例が「 大手の芸能プロダクションからの独立 」
の際に、よく揉めるらしいのだ。
要は独立して個人事務所を立ち上げた芸能人に対して、
所属元の芸能プロダクションがテレビ局などに
「 あの人を使うなら、うちの事務所の所属タレントは
全員引き揚げさせるから 」と言って圧力を掛け、
徐々に仕事を奪っていくというやり口である。
「 芸能界には魔物が住んでいる 」などと言われるが、
労働環境の闇の部分は今でも健在で、あなたも
耳にしたことが有る有名なタレントも、清水富美加氏の
様な憂き目に遭っている事実は枚挙に暇( いとま )がない。
所属事務所レプロエンタテインメントの闇
今までは、清水氏本人に対して厳し目の内容を私見で、つらつらと綴ってきたが、しかしその清水氏が在籍していた所属事務所「 レプロエンタテインメント 」も業界内での評判は、かんばしくないと言うのが実情ではある様だ。
レプロエンタテインメントは今回の一大騒動の発端となった清水氏の他にも売れっ子女優を多数抱える中堅プロダクションだ。
だが、過去にも今回と同じように所属していた芸能人の騒動が事務所内で起きていたのだった。
その所属していた芸能人の名前は人気女優だった「 能年玲奈( のうねんれな ) 」氏( 現在は「 のん 」に改名23 )が、NHKの朝ドラ「 あまちゃん 」に出演時も毎月5万円のギャラしか貰えず、下着すら買えなかったというエピソードを明かしている。
結局、能年玲奈こと、のん氏は一昨年1月にレプロ側に無断で個人事務所を設立したことが
きっかけとなり昨年の7月から「 能年玲奈 」の芸名を名乗れなくなっている。
いまも、この問題は事務所側と協議中だと言うが、和解のメドは立っていない。↓
他にも、現在もレプロエンタテインメントに所属して活動を続ける、稼ぎ頭の人気タレント「 新垣結衣 」氏
( あらがきゆい28 )も精神的に参っていると、報じられている。
新垣氏は「 もう事務所を辞めて女優業から引退したい 」と昨年あたりから周囲に漏らしているとの事。
もともと心理面で、もろい一面が有るとされる新垣氏だが事務所側に彼女の精神面をサポートする態勢が整っていない事が一因で有るとされるのは、今回の清水氏と全く同じではないのか。
そして、レプロの批評は所属タレントのみならず、対外メディアに対しても問題が有ると囁かれている。
本来は友好的な雰囲気の中で行われる筈のインタビュー取材の席に黒スーツの強面な事務所スタッフが高圧的な対応をするのだそう。
この様な空気の中、マネージャーも所属タレント本人も事務所サイドから言われるがままで
自分の要望や意見を言えない雰囲気が蔓延しているのは、冒頭で紹介させて頂いた
清水氏のツイートそのものではないかっ!
民法では辞める2週間前に退職届の提出を
巷で言われている様に、本来は5月20日まで有った
契約期間を一方的に無視してまで出家した、
( 今月1日付けで解除通知を送付 )清水富美加氏側の
身勝手さを批判する方々が大勢いるのは周知の事実。
確かに法律上では雇用者は、期間の定めの無い時は
退職の2週間前までに「 退職届 」( 願いではダメ )
を出すなどして退職の意志を表明すれば良いと
いう事に、なっている。( 民法第627条 )
幸福の科学側も、これを主張しているようだが
しかし今回の場合は「 一定の期間の契約期間の定め 」
の有る所属事務所との契約が満了になる前の
一方的な解約通知である。
この様な契約の場合、会社側は契約期間の満了
までは解雇が出来ない反面、労働者側も
一方的に会社を辞める事は出来ない。
ただし「 特別な事由を除き 」と定義されているため、
「 絶対に 」という事ではないが、この解除事由が
一方的な過失だった場合、会社側は損害賠償を
請求できると定められている( 民法第628条 )
それにしても今回の、やりかけの仕事を
途中で全て放り投げた清水氏の行動で、どれだけ
多くの人達が迷惑を被ったのであろうか。
清水氏の降板したTV・ラジオ・映画など
この後どの様に事態が進展していくかは定かではないが、揺るぎない事実として
清水富美加氏は多数のレギュラー番組やCM契約、
公開前の映画にも何本も出演されていた。
テレビレギュラー番組
「 にじいろジーン 」( フジテレビ系関西TV:降板決定 )
「 シブヤノオト 」( NHK:降板決定 )
ラジオレギュラー番組
「 清水富美加みなぎるPM 」( ニッポン放送:番組終了 )
CM契約「 花王 」「 コスモ石油 」【 降板 】
映画「 暗黒女子 」主演:4/1公開済み
「 笑う招き猫 」主演:4/29公開済み
「 東京喰種トーキョーグール 」ヒロイン役で
7月29日に公開予定【 公開確定 】
「 泥棒役者 」11月公開【 降板:代役に石橋杏奈( 24 )】
今となっては「 幸福の科学 」に出家されて、
ここの広告塔となっていくであろう彼女の映画が
公開に踏み切られるのかどうかは配給会社の判断に
委ねられようが、CM契約などに関しては確実に
違約金が発生するだろうと言われている。
映画はともかくとして、CM契約に関しては
確実に「 タレントイメージ 」が如実に反映される
メディア媒体なので、幸福の科学の広告塔と
なってしまった彼女のCMを、今後も打ち切らない
可能性は限りなく「 0 」に近いからである。
ここが清水富美加氏が一番批判される所以でも有る。
ここを無視して周りの迷惑も顧みずに自分本位で動くから
様々なメディア媒体や世間から叩かれてしまうのである。
22歳では、若気の至りで大人の対応が
出来なかった部分も有るだろうが、当然この後の
違約金もろもろの全責任は一旦、所属事務所である
レプロエンタテインメントが被らなければならない。
今のままでは他者の魂の救済など無理
不肖、この私めは幸福の科学とは一切、
関わり合いは無いが一連の騒動を見る限り、形だけ授戒得度して
「 信者の魂の救済活動に従事する 」
とか言われても、今現在の彼女では
どだい無理な話しであるのは自明の理。
清水氏の辛い現状はTwitterやブログの文面から
心中察し余りあるが、残念ながら今の彼女では
ハッキリ言って他者を救えるだけの「 力 」は無い。
なぜなら精神的にも人間的にも、まずは他人より
自分自身の魂を救済することの方が
「 先決 」だからである。
この後も修行を積んで人間的に成長していけば
将来的には人を救えるかも知れないが、
おそらく幸福の科学側も、今すぐに
そこまでの役割を彼女には求めてないだろう。
ちなみに過去にも幸福の科学の広告塔となった
芸能人は女優の「 小川知子 」氏( おがわともこ 68 )
などが有名だが、これ以降メディアへの露出は
極端に減っていったとされる。
最後に老婆心ながらに申し上げるとすれば、
自己の魂の救済をするには「 本当の自分 」と
直面する作業こそ、欠くべからず大事だ。
ここが本当のスタートになるだろう。
「 全部いっちゃうね 」暴露本17日発売
出家した千眼美子こと清水富美加氏が本日17日に自著伝なる本を出版すると自身のTwitterでツイートした。
この本も、またすぐ差し止められちゃうかもしれないんですけど
私の持ってる真実、消されたくないので
改めて千眼美子として生きてゆく宣言。
「全部、言っちゃうね。」
明日、17日、発売。 pic.twitter.com/bKOHPao4vh— 千眼美子 (@sengen777) February 16, 2017
発刊元は「 幸福の科学出版 」で価格は税込みで¥1,296。
肝心の内容はタイトル通りに「 緊急告白 」と銘打ち、
全ての人達に向けて本人だけしか知り得ない本当の気持ちを暴露
などと言ったセンセーショナルな内容になっている。
全国の書店で順次、売り出される。
amazonでも出品されていたが、なぜかどれもが¥3,500であった。
ただし12日の引退表明から、この自著伝発売の
告知までの期間が4日しか経っていない事に、ネット民の間では
違和感を唱えるユーザーが、いるのも事実である。
法名「 千眼美子 」と名乗られて、ご出家されたのでてっきり布教活動と信者の指導に邁進されるのかと思いきや、しかし何のことはない芸能事務所をレプロから幸福の科学の所属事務所に鞍替えされただけの印象が、どうしても拭えないのだが…
コメント